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カーライル、元特許庁長官の小宮義則氏をシニア アドバイザーに任命

2024610

カーライル・ジャパン・エルエルシー

 

カーライル、元特許庁長官の小宮義則氏をシニア アドバイザーに任命

グローバル投資会社であるカーライル (NASDAQ: CG) は本日、小宮義則氏が、カーライル・ジャパンのシニア アドバイザーに就任したことをお知らせ致します。

 

小宮氏は、新たな投資機会の発掘や評価、投資先企業の価値創造の取り組みなど、投資活動についてカーライル・ジャパンに助言を行う予定です。

 

小宮氏は、経済産業省で30年以上のキャリアを有し、知的財産、産業金融、エネルギー、宇宙など様々な政策に関与しました。この間、経済産業大臣秘書官、内閣官房内閣参事官(副長官補付)、内閣府大臣官房宇宙審議官(後に内閣府宇宙開発戦略推進事務局長)などの要職を歴任し、首相官邸とも密接に連携しました。2016年には特許庁長官に就任し、特許・商標・意匠に関する政策や改革を統括しました。

 

カーライルの日本共同代表である山田和広と富岡隆臣は、「小宮氏をシニア アドバイザーとしてカーライル・ジャパンに迎えることができ、大変嬉しく思います。小宮氏は、経済産業省での素晴らしいキャリアにおいて、政府による日本経済・産業の成長支援に関する豊富な経験を有しており、カーライルが日本における投資活動および投資先企業の価値を高める能力を拡大するうえで理想的な人物です。」とコメントしました。

 

小宮氏は、「カーライルは24年以上にわたって日本で事業を展開し、日本企業への投資を通じて日本経済の発展に貢献してきました。この間、チームは、数多くの日本企業の成長可能性と事業意欲の達成を支援し、高い評価を得てきました。チームと共に新たな投資機会に取り組み、投資先企業の事業変革と持続的成長を支援できることを楽しみにしています。」とコメントしました。

 

小宮氏は、2017年に退官した後、株式会社IHIに入社して役員ポストを歴任、20244月からは同社のエグゼクティブ フェローを務めています。東京大学経済学部卒。

 

カーライルは、コアとなるセクターにおける投資先企業を支援する、シニア アドバイザーのチームを擁しています。今回の小宮氏の就任により、日本における同チームは9名体制となります。カーライルの日本におけるバイアウト投資のプラットフォームは、2000年以来、約40件、総額4,500億円を超えるプライベート・エクイティ投資を行ってきました。投資先の日本企業に対して事業変革と持続的な成長をもたらしてきた実績を有し、日本経済にも貢献しています。

 

先月、カーライルは、日本のバイアウト投資向け第5号ファンドであるカーライル・ジャパン・パートナーズV(以下「CJP V」)で4,300億円の資金調達を完了したことをお知らせ致しました。これは、Preqinのデータに照らすと[1]、日本市場に特化したバイアウトファンドとして最大の資金調達となります。CJP Vは、日本のアッパーミドルマーケットの企業への投資機会を中心とした実績ある戦略を継続し、事業承継、カーブアウトおよび戦略的非公開化に関する案件に注力していきます。

 

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カーライルについて 

カーライル(NASDAQ: CG)は、深い業界知識を有し、グローバルに展開する投資会社で、「グローバル・プライベート・エクイティ」「グローバル・クレジット」「グローバル・インベストメント・ソリューションズ」の3つの事業分野で投資活動を展開しています。カーライルの目的は、関連する投資家、投資先企業、社会の為に賢明な投資を⾏い、価値を創造することであり、20243月末時点の運用資産は総額で約4,250 億ドルに上ります。現在、世界⼤陸の28 拠点に2,200 名以上の社員を擁しています。
詳しくは、www.carlyle.com をご覧ください。また、LinkedIn Xでカーライルをフォローしてください。

 

【本件に関するお問い合わせ先】

カーライル広報代理:

ブランズウィック・グループ 宇井理人、大山丈二

電話番号:090-6538-2109 / 080-7340-1015

Emailcarlylejp@brunswickgroup.com


 

[1] 出所:Preqin:主として日本市場を投資対象とするバイアウト・ファンド(2024年5月1日現在)。